2年使っている懸垂マシンをレビュー。購入したのはSTEADY ST118。購入を検討されている方は参考にしてください。
- 無駄な機能がなくシンプル
- お手頃価格
- 動画を見ながら組み立てられる
- 耐久性良し
→外に置いても錆びません
- 前側の接続部が固定されていないため揺れる
→テープで固定 - できるトレーニングは限られる
→初心者がトレーニングするには十分です - 場所を取る(設置型のすべての懸垂マシンに言えますが)
手ごろな値段でシンプルな懸垂マシン

▲結構な存在感です。高さは2.5mくらいありますが、一般的な家なら問題なく入るでしょう。
機能も見た目もシンプル。価格帯も懸垂マシンの中で最安価とまでいきませんが安全性を考えたらあまり安すぎるモノでも不安という方もいるでしょう。
シンプル機能な懸垂マシンのエントリーモデルを探していた私としては、期待通りの商品でした。2年近く使用していますが、購入当初と使用感は変わらず。耐久性も問題なさそうです。
最初の組み立ては大変ですがYouTubeの解説動画があるのでそこまで苦労することはありません。
ただこの懸垂マシン、非常に気になる欠点があります。
前側の接続部が固定されていない

▲下の方で全体を支える4本の支柱の内、後ろ側の2本の支柱はナットで固定されていますが、前側の2本は”はめるだけ”という作りになっています。
これにより、懸垂の反動で前後の動きが加わると、はめただけの支柱がずれて全体が前後に揺れます。
慣れれば上下運動のみの懸垂を行うことはできますが、エントリーモデルであろうこの懸垂マシンが反動でぐらつくのは致命的な欠点だと思います。
接続部をテープで止めました

▲全体の構造自体は頑丈で、壊れたり、倒れたりする心配はなさそうなのですが、あまりに気になったので接続部をテープで固定することに。ぐらつきはほぼなくなりました。
反動をつけないのが正しいやり方だとは思いますが、懸垂トレーニングをはじめたての時は反動なしでは体が持ち上がらないでしょう。トレーニングは継続してやることが大事で、モチベーションのために回数を決めて多少反動をつけてでも毎日こなしていくことが重要だと思います。実際私もこのやり方で、反動なしで出来るようになりました。

シンプルデザイン、頑丈で安価
揺れ問題は一応テープぐるぐる巻きで解決。
最低限の機能性があり、見た目もシンプル。2年使っても安定性と耐久性に問題ないため、揺れ問題が解決できれば懸垂トレーニング初心者におすすめの商品です。
できるトレーニングは、
- チンニング(懸垂)
- ワイドチンニング
- ディップス
- レッグレイズ
- 腕立て伏せ
くらいでしょうか。手前側を向いてワイドグリップを持てば、ビハインドネックチンニングと呼ばれる、肩への刺激を大きくするトレーニングをすることもできます。

無視できない存在感
床面はマットを合わせて88×88cm。高さは調節可能ですが、男性が使うには2mは必要です。使用せずにほこりをかぶらせておくにはあまりに大きすぎます。せっかく場所を取っているのだから毎日やらなくては!という使命感が生まれますね。
毎日懸垂10回。ディップス5回、腕立て5回。無理のない範囲で続けられています。
どの懸垂マシーンにも言えますが、捨てるにもある程度の労力が必要なモノのため、商品の選択は慎重に。シンプルで頑丈な懸垂マシーンがいいなら、STEADY+養生テープがおススメ。
まぁ、揺れないに越したことはないので品質の向上に努めてもらいたいものです。
▼Amazonで買いました!ドデカい段ボールで届きます。
▼マットも同時購入するならこっち
▼STEADYの上位機種はこっち(すこしごつい)