Youtubeで無料で視聴できるアイドルオーディション「Produce♡Quest」。2025年10月25日、第12話である3次審査の様子が公開されました。今回は、その3次審査の考察と個人的に注目の候補生を紹介します。
「Produce♡Quest」について
「Produce♡Quest」(プロクエ)は、大手Youtuberの「じんたん」と「まあたそ」がプロデュースするアイドル育成プロジェクト(アイドルオーディション)です。
公式ホームページ↓
2.5次合宿について↓
3次審査結果
3次審査では、AからFの6チームに分かれ、チームで課題曲を披露します。衣装は自前です。自分をPRするには、歌やダンス、表情のスキルだけでなく、ほぼ初対面の仲間と協力するコミュニケーションスキルも必要です。この3次審査で、30人の候補生から、18人の候補生に絞られます。以下は「まあたそ」と「じんたん」が言っていた合格・不合格理由の印象に残ったものです。全文は書けていないため、実際の内容が気になる方は実際のYoutubeを見てみてください。動画は2時間40分ほどありますが、私は見終わるまであっという間でしたし、何回も見返してしまいました。

合格理由
- 表情もダンスも輝いていた。真面目過ぎて背負いすぎることは心配。
- 自分が嫌いと言っていたが、ちょっと好きになれていると思う。声もしっかり出ていた。
- 笑顔が覚醒した。色んな表情が見れた。本家のメンバーみたい。
- パフォーマンス中に泣いたらダメだと思ったが、耐えた。ギリギリ合格。
- 笑顔が輝いていた。自然と目で追った。
- 100%ではないが、自分の事を前より好きになれている。これから、もっと自分の事を好きになって欲しい。
- 太陽みたいな存在。人間性、ダンス、歌、言うことない。声が出ない時も惹かれるものがあった。可愛らしかった。これから、もっと自分の可愛いを探し出して考えて欲しい。
- ハスキーな声が個性的。これから出ない音域が出てくると思うが、挫けずチャレンジできると思う。まだまだ表現力を上げられると思う。
- ダンサーっぽい踊り方でアイドルっぽさが他の子に比べて足りてない部分はあるが、前向きな姿勢を感じれた。涙を我慢して合宿に挑んで、チームを支えてくれていた。
- 誰よりも不安そうでプレッシャーで負けてしまうのではないかと思っていたが成長を感じた。ステージでもちょっと不安な表情は見えた。
- こちらに自信をつけてくれる存在。歌い出した瞬間に見なきゃと思わせてくれる。突っ走ってしまうと、気づかないうちに倒れてしまう。歌が走っていてリズムが崩れてしまったりしていたが、苦手な部分に打ち勝っていた。
- 歌が課題。今日も音が乗っていなかったが、練習の時は出来ていたのでギリギリ合格。女の子の憧れになれる存在だと思う。
- 自信を持つように努力をしている。努力が出来るからマイナスから立ち直った。パフォーマンスは、練習の方が良かった。今日は残念だったが、内に秘めているものはこんなものじゃないと思う。1つ1つ真面目。課題を自分の中でクリアにして次も頑張って欲しい。
- とにかく泣き虫で、泣くと物事が進まないが、今日覚醒した。もっと強くなれる。素晴らしかった。
- 歌が課題、まだ足りていない。表情のレパートリーに新しい発見があった。プロクエに懸ける思いが強いからこそ、これからも挑めると思う。高い音だと声が抜けたり、曲の後半になると体力が持つのか不安だった。まだ伸びしろがある。
- 普通の女の子だと思っていたが、熱い人間。元々のスキルがあるからこそ、ダンスに逃げるところがあると思っていた。今日はその欠点を綺麗に直せていた。ダンスと歌のバランスの取り方を気づいて直せていた。グループのリーダーとして立ち回りを見ていて、少し脱線してしまったら、傍からふざけていると勘違いをされてしまう事があるかと思った。だから、もっと心を引き締めて次に挑んで欲しい。圧倒的リーダー的存在だと思う。ダンスで苦手な歌を隠そうという姿勢だと思っていたが、今日のパフォーマンスを見たら、ダンスと歌のバランスを変えて、しっかり歌えるようにしていたのが分かった。ボーカルが途切れないように上手く歌えるように勉強してきたのが伝わった。ダンスが高いけど、歌も上手になったら、さらに完璧なアイドルになると思う。
- 踊りながら歌うのが安定していた。フォーメーションに苦戦していたが、出来ていた。他の子に比べて個性が見えていない。何色になりたいか明確にしないと埋もれてしまうが、歌声安定力はこれからグループに必要。
- ボーカルが課題だと思っていたが、もの凄いスピード感で成長していた。今日、覚醒していた。歌声も全く変わっていた。色んな顔がある。ここで満足せず、探求して欲しい。
不合格理由
- 歌声がすごい素敵だが、もう世界観が出来てしまっている。個性を失くして欲しくない。他でもっと輝ける。笑顔をもっとアピールして欲しかった。
- 成長を感じられたが、これから周りのスピードに追い付けないと感じた。
- 自分を責めてしまう気持ちが抜け切れていない。自分に自信を持つのに、まだ時間がかかると思った。
- 必死に縋り付く姿を見れたが、みんなを立ち止まらせるわけにはいかない。努力型人間というのは伝わったが、これから先のスピード感に追い付けなくなった時にパンクしてしまうと思った。
- 元々のポテンシャルが凄く高いが、個性が埋もれてしまっていた。パフォーマンスが凄く良く、褒めると伸びるが、指摘されると挫けて立ち直るのに時間がかかると思う。ポテンシャルは高いから、どこかで輝いて欲しい。
- 緊張したら笑顔が無くなる。笑顔でいないとと思ったら歌詞や振りが抜けてしまう。これから先のスピード感についていけない。時間をかけたら不安要素は無くなると思うので、これからも挑戦して欲しい。
- 自分の感情を出すことが苦手。実は色々思っていることは伝わったが、ファンの人が受け取るのに時間がかかり、悪い見え方をしてしまうのではないかと凄い不安に思った。周りが誤解してしまう。周りが本人を理解するのに時間がかかってしまう。時間をかけて自分と向き合わないといけない問題。ずっと聞いていたい歌声だから、これからも歌っていて欲しい。もっと心を開いて人の事を好きになって欲しい。
- 最初にあった自信を無くしてしまった。他にはない個性を持っているが、もっと早く個性を見たかった。個性をもっと活かせる場所がある。歌詞の1つ1つも、もっといけると思った。新しい挑戦をすることに逃げてしまっていた。
- 印象に残った歌声だったが、パフォーマンスが印象に残らなかった。今回合格した子は歌声も含めてパフォーマンスが印象に残っていた。もっと時間をかけて次会いたい。もっと輝いて欲しい。今回はこれだけ成長できたとお母さんに言って欲しい。ダメだったと思わないで欲しい。
- 合宿中に自信を無くすことがあった。ファンサも出来ていたが、個性が埋もれてしまう。パフォーマンスも上手だった。3次審査はレベルが高く、ギリギリ不合格。
- 本人のワールド全開で場を和ませてくれた。ただ、可愛いから逃げて欲しくなかった。自分の思う可愛いを恥ずかしがらずに、見せて欲しかった。逃げる気持ちはなかなか抜けない。もっと色んな姿を見たかった。根本的な性格や今まで受けてきた過去の言われてきた事とか自分がされてきた事、トラウマから来るもので、それから抜け出すのは凄い時間がかかるからこそ、皆のムードメーカーになってくれて有難いが、まだまだ時間がかかる。女の子に勇気を与えてくれて、憧れになって良い存在。女の子の味方だから、逃げることなく可愛いを追い続けて欲しい。ムードメーカーは残しつつ、これからもみんなの憧れであって欲しい。自分と向き合ってきた人間で、気持ちの強さがある。多くの人の心を動かしている。
- 自分の身体の使い方を分かっている。課題は歌。まだ時間がかかるというのが正直。得意なダンスに逃げちゃうのが見えた。合宿から成長があまり見えなかった。気になる人になれる人だから、これからも絶対活動を続けて欲しい。
合格者考察
合格者について考察してみました。中には「ギリギリ合格」と言われた子や、「合格だけど〇〇が課題」と言われた子もいて、合格者の中でも実力の差はまだまだありそうです。
- パフォーマンスが良かった:歌やダンス、表情など総合的に良い魅せ方が出来ていた。自然と目で追ってしまう。覚醒していた。練習の時はよく出来ていた。
- 良い成長が見られた:前よりも自分を好きになったり、自信がついているように見えた。今までしていなかった髪型や衣装の色に挑戦していて、それがとても似合っている。
- 曲の解釈が良かった:本家のメンバーみたいだったり、本家のメンバーとは違った可愛さを表現できており、プロデューサーの思う曲の解釈と合っていた。
- メンタルの強さ:苦手なことがあっても、逃げずに前向きに頑張れ、ある程度ものにできる実力がある。今後もそうだろうと思わせてくれる。
不合格者考察
不合格者について考察してみました。不合格の理由はだいたい5つに分けられるのではないでしょうか。審査基準はわかりませんが、プロデューサーが神様であり絶対。プロデューサーが求めている姿を見せられていたかどうか、が審査基準の1つではないかと思います。
- 歌が課題:これは、素人の自分が見ても感じました。課題曲はどれも有名な曲なので、「本家が歌っている歌い方と違うな」「本家の方が良いな」と思った場面が何度かあります。正直、みんなダンスは上手で差は分からなかったのですが、歌は実力の差が分かりました。
- 歌やダンスを覚えるスピードが遅い:候補者には、アイドルやダンスの経験者と未経験者がいますが、その分、どうしても覚えるのにかかる時間に差が出来てしまうのは仕方ないと思います。ただ、その中でも限度はあるのかなと思います。今後、アイドルとしてデビューをする際、何曲も覚えないといけない場面になった時、本人がパンクせず覚えられるかを見ているのかなと思いました。
- プロデューサーとの方向性の違い:歌やダンスも上手だが、「世界観が出来てしまっている」「個性が見えない」「印象に残らない」パターン。ただ、このパターンは、今回のプロデューサーとは方向性が合わなかっただけなので、他のプロデューサーや自己プロデュースでもっと輝けると思います。
- 自信が無さすぎる:プロクエのコンセプトは「可愛いを諦めない」なので、何度か諦めてもまた立ち直れば良いと思うのですが、立ち直るのに時間がかかる子。まだ、立ち直れていないように見える子。そもそも向き合っていないように見える子。見ていて、応援するより心配になります。
- 誤解されやすい性格:合宿で時間をかけて向き合えば良さがわかるが、初対面の人に伝わりにくい子。クールやムードメーカーの個性が強すぎると、第3者の自分のことをよく知らない人にある一面だけ切り取って見られ、誤解され、本人だけでなくグループやプロデューサーに悪い影響を与えてしまう場合があるかもしれません。
チームごとの考察
素人目線ですが、チームごとにそれぞれ特徴や目立つ人がいたと思います。
- Aチーム:課題曲が、1番歌いやすく踊りも簡単。完璧に仕上げられる子は仕上げられるし、歌やダンスが苦手な子もそれなりの出来に仕上げられる。
- Bチーム:圧倒的に歌やダンスの飲み込みが早い子が目立っていた。歌やダンスは1番難しい。
- Cチーム:チームでの連携や協力ができていて、良い意味でみんなビジュアルやメンタル、スキルが同じくらい強く感じた。
- Dチーム:個性が強い子が多くて、そこに埋もれてしまう子やマイナスに捉えられてしまう子がいた。チームとしての曲の完成度はかなり高かっただけに、5人中2人しか合格しなかったのは残念。
- Eチーム:圧倒的にスタイルが良い子が目立っていた。
- Fチーム:唯一のソロ曲。圧倒的に歌が上手い子が目立っていた。
個人的に注目の候補生
どの候補生も魅力的ですが、個人的に注目の候補生を紹介します。
3次審査合格者
3次審査合格者の中から、個人的に注目している6人を紹介します。
- 「大坪 楓恋」ちゃん。歌もダンスもビジュアルも素敵。圧倒的なスキルと実力。センターやピンク色、赤色が似合う。前向きなコメントも好印象。
- 「高木 紗彩」ちゃん。歌が苦手な候補生が多い中、歌の安定感が凄い。ダンスも上手。これから、どんな個性、どんな可愛いが見れるか楽しみ。
- 「佐藤 美優」ちゃん。「太陽みたいな存在。人間性、ダンス、歌、言うことない。」と言われており、本当に明るくて見ていて自然と笑顔になる。今回、Cチームの全員が合格したのは、美優ちゃんがリーダーで、メンバーを盛り上げてチームで協力できたからかも。ただ、得意なのはリーダーを支える役割とも言っていたので、今後の立ち回りや人間性も楽しみ。
- 「植木 美々」ちゃん。スタイルが1番良い。細くて背が高い。ダンスも上手。歌の今後の成長も楽しみ。以前、楓恋ちゃんと同じアイドルオーディション番組でも活動していたので、楓恋ちゃんとの絡みや関係も注目したい。
- 「林 薫」ちゃん。顔面が強い。可愛い。字も可愛い。明るくて前向き。アイドルや人の前に出る仕事がとても向いていると思います。
- 「米山 花綾」ちゃん。「最上級に可愛いの!」の歌い出しを綺麗に努めていて、歌が上手。表情もアイドルっぽくて素敵。
3次審査不合格者
11月24日の有観客オーディションに不合格者の「チャンスライブ」という枠があるそうです。そのライブでは、この3次審査不合格者のオリジナル楽曲も作られます。チャンスライブに参加するかどうかは、本人の希望の有無によりますが、個人的にもう1度姿を見たい候補生を紹介します。また、チャンスライブに関わらず、今後、何かしらでの活躍を見れたら嬉しいです。
- 「瀬戸 優羽」ちゃん。パフォーマンスは完璧。ただ、性格はクールで人に誤解されやすいかもしれません。でも、私は合宿中の優羽ちゃんの姿を見ているので、優羽ちゃんが色々考えていることや優しい気持ちがあると知っています。
- 「川北 恋」ちゃん。14歳とは思えないビジュアルと気持ちの強さが魅力。かわいい。
- 「森 楓」ちゃん。3次審査の不合格の理由に「可愛いから逃げて欲しくなかった」と恐らく1番厳しい事を言われていました。最初は「楓ちゃんも可愛かったけどな~」と思ったり、「本人は可愛いから逃げているつもりはなく、プロデューサーの偏見では」と思ったりもしました。ただ、時間が経つと、合宿中での立ち回りや歌声が「かわいい」とは違っていたかな、とも思えてきました。個性を活かしつつ、もっとアイドルらしい性格や立ち回り、歌い方、リズム感や音程は工夫できる余地があったのかなと思います。それが、プロデューサーの「逃げている」という解釈になったかもしれません。そんな逆風にいるからこそ、楓ちゃんの今後の活躍に期待したいです。
- 「川松 有珠」ちゃん。ビジュアルが愛くるしくて、人間味があって、身近な存在に感じられます。また、お母さんに大事に育てられてきたのが伝わります。幸せになって欲しい。
今後の考察
これから、3.5次合宿を行い、次は最終審査の有観客オーディション(2025年11月24日)、そしてデビューメンバー発表です。
デビューメンバーは何人でしょうか。5~9人くらいでしょうか。今回通過した18人から、さらに人数が絞られます。
3.5次合宿でも、2.5次合宿と同じようにチームに分かれパフォーマンスを行います。1組6人の3チームです。課題曲の1曲は全チーム共通でオリジナル楽曲「ブランニュークエスト」です。日本語訳すると、「新しい冒険」でしょうか。プロデューサーの「じんたん」と「まあたそ」の熱い思いが込められ、歌詞に「個性」や「主人公私」「全部諦めない」「全部乗り越えていく」など頑張る人を後押ししてくれる曲です。
アイドルグループはある程度のまとまりが必要だと思います。身長、年齢、顔のタイプ、歌やダンスのスキルなど。プロデューサーはどのように考えているのでしょうか。今回の3次審査を見ていて思ったのは、「歌やダンス、表情、パフォーマンスなどの実力がある程度すでにあることを前提にしている?」「明るく前向きで一生懸命な子を求めている?」「個性が強すぎず、清楚な王道アイドルを求めている?」「他人に流されず、埋もれず、自分の軸がしっかりある子を求めている?」「誤解されるようなことをせず、健気にひた向きに自分の課題に向き合える子を求めている?」「ホームページやコンセプトから、ピンクでフリフリのザ可愛い系アイドル?」。アイドルは見た目も中身も色々な人にしっかり見られる大変な仕事です。一体、誰がデビューメンバーに選ばれるのでしょうか、楽しみです。
また、プロデューサーの2人のすごいなと思ったところが、1人1人をよく見ている、見ようとしているところです。合格と不合格の結果だけ言ったり、「不合格の理由は歌が下手すぎ」ともっと厳しく言っても良いのに、その理由を1人1人、時には泣きながらなるべく傷つかないように伝えていて、不合格にした子にもフォローして寄り添っていて優しいと思いました。この優しい2人が、今後抱えすぎないように、モチベーションやメンタルを保てるか少し心配です。スポンサーがいない分、プロデューサーの熱意や資金次第で今後の活動が変わると思います。オーディションが1番の盛り上がりとならないよう、デビュー後もメンバーの様々な活躍が見れるよう、「じんたん」と「まあたそ」のことも応援しています。
もし、個人的に注目している候補生がデビューしてくれたら胸が熱くなります。11月24日の有観客ライブ、残念ながら私は体調の関係で行くことが出来ないのですが、オンラインで視聴したいなと思っています。一緒にプロクエを応援しましょう!
おわり
プロクエ3次審査について長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
やっぱり、可愛い女の子が必死に頑張る姿は良いですね。合格と不合格の結果がでるのは残酷ですが、この試練があるからこそ、合格した子にさらに感情移入して応援することが出来ます。不合格だった子も、みんな魅力的だったので、この経験をバネに次の目標を見つけて欲しいです。
ちなみに、3次審査の結果、私は8割方想定内で、ほぼ納得の結果でした。通過者が18人と多いのと、〇〇ちゃんが不合格か~と予想が外れて残念だったのが数名。
早く次の3.5次合宿の様子の動画が公開されないかな、と待ち遠しいです😊
