子どもに本の角で叩かれても心を落ち着かせる方法

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「子育て5つのカギ」という本を読みました。著者の小児科医としての経験から、明確な答えのない子育ての道しるべを5つの視点で示してくれる良書です。子どもとの関わり方、パートナーや自分自身との関わり方に不安がある人はぜひ読んで欲しいと思います。

子育てに悩みがないと思う方でも、専門家の視点から見えてくる「こうするのもありじゃない?」が参考になると思いますよ。

小児科一筋60年の医師が説く 子育て5つのカギ

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幻冬舎
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目次

あたえる・よりそう・ゆだねる・まもる・つながる

本書における5つのキーワードです。

愛着形成から社会とのかかわりまで、成長に合わせた章立てでわかりやすく書いてくれています。内容については本を手に取ってもらえればと思います。

序文には「自分で自分を親へと育てる」とあります。子どもの成長ともに自分を親へと成長させる道しるべもところどころで示してくれています。

イヤイヤ期、はじまった?

1才半になった私の娘は、突然の「ヤヤ」の連呼で泣き出すことが多々あります。始まったか!イヤイヤ期!と初めのうちは戦々恐々としていましたが、そんなに頻繁に起こるわけでもありません。ピークはまだまだこれからなのでしょう。

初めての子育てでどう対応していいか戸惑うこともありますが、イヤイヤ期は自己肯定感の育む絶好の機会といいます。否定せず、子どもと一緒にナゼ?を考える機会としています。

決して赤ちゃん扱いせず、一人の人間として接します。辛抱強く親として自分の考えを伝えていきましょう。本書によれば「イヤイヤ期は親にとってのトレーニング期」とのことです。

本の角は世界一硬い

娘は絵本が好きです。幼児期ではみんな絵本が好きなはずです。

最近は寝るまえに電気を暗くすると、言葉には出しませんが、これ読んで!と絵本を持ってきます。かわいいですね。読み終わったらもう一回!と言わんばかりに指を一本突き出しせがんできます。かわいいです。

かわいいですが、これが3回、5回と繰り返されればうんざりしてくるのは当然ですよね。電気を消し寝る体制に入ったぞ・・と思っても突然絵本を差し出してきます。要求が通らなければ本の角で顔にパンチ。正直かなり痛いです。

かっとなった時の気持ちの落ち着かせ方はまずは深呼吸です。とにかく1呼吸でも時間をとることが一番の良策だそうです。怒りの原因は考えずに呼吸に集中するのがポイントです。

もう一つは、落ち着きを取り戻す自分なりの言葉があるといいのだとか。本書の著者の場合は「That is my Life」これがおいらの人生さ、だそうです。我に返って自分を客観的に見られるような、いい言葉ですよね。

私の場合はどうしようか、「落ち着け、落ち着け」と声に出して言ったりすることもありますがお洒落じゃないです。なにか考えておきましょう。

まとめ

育児に明確な答えはありません。本書が子育て・親とはこうあるべきだ、と断定的に書いているわけでもありません。

親としてのこうあってほしいという軸を持って、辛抱強く子どもに伝えていきたいですね。

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この記事を書いた人

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