子どもの成長過程で、踏み台は重要な道具です。子どもが踏み台を使うにあたって、適切なタイミングやその利点、注意点を知ることは大切です。今回は、子どもに踏み台を使わせる年齢やメリット、注意すべきポイントについて調べたので書き留めておきます。
踏み台は何歳から?
踏み台を使うことができる年齢は、一般的に1才半歳から2歳頃とされています。多くの子供が歩行やバランスが安定する時期ですね。身長も一定程度伸びた段階で踏み台の使用を考えると良いと。ただし、個々の子どもの発達段階や身体能力によって異なる場合もあります。
子どもが踏み台を使うことの良い点
高い場所へ手が届く
踏み台を使えば、子どもは高い場所に手が届きやすくなります。本棚や洗面台などの上の物に触れることができ、自分で必要なものを取ったり片付けたりすることができます。
自尊心の向上
踏み台を使って自分の力で物にアクセスすることは、子どもの自尊心を高める一因となります。自分でできることが増えることで、自信をつけることができます。
自ら学習し発達の機会となる
子どもにとって新しいスキルや知識を学ぶ機会となります。例えば、キッチンで料理を手伝ったり、洗面台で歯を磨いたりする際に、踏み台を使うことで新しい経験を積むことができます。
身体能力の発達
子どもの身体能力の発達にい関してもいい面があります。バランス感覚や足腰の筋力が養われるだけでなく、上手に使いこなすための手先の器用さも向上します。
踏み台の注意点
安全面の確保
当然ながら踏み台を使用する際は、安全性を確保することが重要です。安定した踏み台を選び、滑り止めの付いた素材を選びます。また、子どもが踏み台を使う際は、必ず大人の目の届く範囲で使用させます。子どもが危険な場所にアクセスできないよう、危険物を遠ざけるなどの対策を取りましょう。また、長時間連続での使用や遊びすぎることも制限する必要があります。
踏み台の使い方の指導
子どもに正しい踏み台の使い方を教えることも重要です。片足ずつしっかりと上がることや、両手で踏み台をつかむことなどを教えてあげましょう。また、危険な行為についても理解させるようにしましょう。
子どもが使うことを想定した適切な踏み台
まず、滑り止めがついていて安定感があるものが良いです。踏むところ、そして床との接地面にも滑り止めがあると滑りにくく安心です。
次に角がないこと。万が一の転落や転倒してぶつかった際に、重大な怪我からこともを守ることが出来ます。
もう一つは、材質です。硬いものは頭などをぶつけた時に危険です。
最後に軽いものです。子どもも踏み台の使用に慣れてくると、自分で踏み台を持ってこようとしてくれます。その時に自分で持てるか、少し手伝う程度で持てるものが望ましいです。自分で持てるという意味では、取っ手や持てる部分がついているとなお良いですね。
- 滑り止め
- 角がない
- 硬すぎない
- 軽い
- 持つところがある
踏み台はいつから使えた?
うちの子がいつ踏み台を使い始めたかというと、自分で登り始めたのは1才5か月頃でした。
このくらいの時期は、歩行が安定し始めて単語を話すようになり出来ることが格段に増えていきますね!
踏み台を使い始めたのはやはり洗面台から。手洗いや歯磨きを見せて自分でもやってもらうためですね。最初は余っていたお風呂の椅子を踏み台として使っていました。しかし自分で上り下りするには少し高く、手伝ってあげていましたね.。
次に使い始めたのが洗濯機。脱いだものを洗濯機の中に入れているのを見て、自分もやりたいと思ったのか指で指して要求するようになりました。この時点で使っていたのが、この木の踏み台。実家に残されていて私が使っていたこともある年代物。30年前のモノでした。”子どもにとって適切な踏み台”とは言い難く、新しい踏み台を検討していたところ・・・。
うちのおススメ踏み台を紹介
PIYOの2段ステップ
我が家ではこれを使っています。”子どもにとって適切な踏み台”を達成して、なおかつデザインも可愛くそこまで高くないおススメの踏み台です。色もたくさん選べました。うちでは緑を使っています。
他の踏み台も比較!
もう一つ欲しいところなので、別の商品も比較検討してみます。
KOADOAの2段ステップ
KOADOAというメーカーの2段ステップ踏み台。サイズ、軽さともに先ほどのPIYOの 2段ステップとほぼ一緒です。底面の滑り止めが一周分ついているところで差別化がされていますね。
Thinkmaxの子供用2段ステップ台
高さは26㎝でそのほかのサイズも前の商品と大きな変わりはありません。まるで取り外しが出来て単体でも使えそうなデザインですが、一度組み立てたら外すことは出来ないみたいです。なぜこんなデザインなのか・・。
重量も100g程度ですが、すこし重いようなので候補外かな?
サンカ デコラステップ 2段
高さ45cmでほかのモノより少し背が高い踏み台。洗濯機に洗濯物を入れる時に少し高さが足りなそうなので、それ用に少し背が高いものを買ってもいいかもしれない。軽くて扱いやすそう。
タンスのゲン 踏み台 ステップ台 2段
木製の踏み台も子ども用で角がないなら候補になります。これは高さ調節が可能になっているのが良いですね。上下ともに高さ調整可能で、上の段は2.5cm幅で27cm~42cmまで調節可能です。
ただ、重さが4.8kgなのがネック。耐久性や可変性とはトレードオフですね。取ってもついているので3才になれば持つことはできるかな?もう一個の選択肢としてはありです!
まとめ
踏み台は、子どもの成長に役立つ道具です。適切な年齢で使用させ、子どもの身体能力や自己効力感の向上を促しましょう。しかし、安全性を確保し、適切な指導と見守りを行うことも忘れずに。子どもの成長と安全を考慮した上で、踏み台を活用しましょう。