賃貸アパートの我が家では、専用スタンドの使用が困難だったので、スチールラックを使用して衣類乾燥機を設置しています。
使用している乾燥機は日立の4.0kgタイプです。
専用スタンドが置けなくて衣類乾燥機の置き場所に困っている方の参考になればと思います。
ルミナスラックを一段置きで使用
専用スタンドを使わずに、レギュラーサイズのルミナスラックの上にのせています。
下に洗濯機、上に乾燥機の形。乾燥機の排水ホースを洗濯機につなげるので、特別な理由がない限りこの形になりますね。
乾燥機の底辺の寸法は63cm×38cmのため、幅76cm×奥行46cmのラックを使用。4本のポールはポール径25mm、長さ151cmのものを選んでいます。ポールの上部が出っぱっていますが、特に気になりません。
ラックの耐荷重は250kgです。乾燥機本体は25kgで、洗濯物を入れても30kg程度にしかならないので、乾燥時の揺れを考慮してもラックが重みに耐えきれないことはないでしょう。安定感あります。
乾燥機を置くラックの高さは120cmになっています。妻も使うので出来るだけ低くしたかったのですが、洗濯物を出し入れする隙間も余裕を持って取りたかったので120cmが限界でした。
身長160cm弱の妻も問題なく使えていますし、洗濯機と乾燥機の距離は30cmでちょうどよかったと思います。
バーに補強パーツを取り付ける
ラック部分が一つだけで高いところにあるので、不安定になります。補強バーは取り付けた方がいいでしょう。私はI字バー補強バーを左右につないで補強しています。
本当は”コの字補強バー”というのがあるのですが、洗濯機の後ろ側にバーを取り付けるとラックが後ろに下がり過ぎて乾燥機の後ろのスペースがなくなってしまうので、I字の補強バーを左右に2本取り付ける形にしています。長いI字バーを背部に取り付ければさらに安定しますね。場所の都合でやっていませんが。
別売りで回転シェルフというものがあり、洗濯用洗剤などを置いています。ルミナスのラックはこういった別売りパーツが豊富なのが良いですね。便利です。
上は突っ張り棒で固定
乾燥機の転落を防ぐために、突っ張り棒を付けています。上の空間の距離は60cm程度。50~75㎝の伸縮可能な突っ張り棒を2本使用しています。
乾燥機の上部は押すとへこむので、それほど強く突っ張ることは出来ないのですが、広い面で支えれば前後の移動をうまく抑制出来ていると思います。
延長用突っ張りポールという部品があるのですが、費用面を考え乾燥機を直接突っ張る形にしました。突っ張り棒なら2つで2,000円程度です。付属パーツの選択肢が多いのはさすがルミナスラック。
下は結束バンドで軽く固定
乾燥機のすきまに結束バンドを絡ませてラックと固定。専用スタンドであればねじで止めるみたいですので、簡易的にでもやったほうがいいと思います。
乾燥機をスチールラックに置いてみて
落ちない?
乾燥時に前後の揺れはありませんが、突っ張り棒で転落防止をしているため、滅多なことでは落ちそうにありません。震度4程度の揺れでは問題なかったです。
揺れない?
乾燥機使用時は左右に揺れていますが、ラック自体が軋むような揺れではないです。2年この形ですが、危険を感じたことはないです。
うるさくない?
スチールラックに設置していることとは関係ないですが、乾燥時はうるさいです。家の中にいればどこにいても聞こえます。我が家は戸建てのアパートですが、家を出て扉を閉めれば聞き耳を立てなければ音は聞こえなくなります。隣や階下に住人がいる場合は厳しいだろうなと思いますね。
滑らない?
乾燥機の位置が使用後に変わることはなさそうです。設置後2年間で位置を戻したこともないですね。
錆ない?
2年の使用でポツポツと錆が出てきています。ルミナスラックがサビに強い加工をしているとはいえ、湿気が強くなるので錆は避けられません。これは専用の設置台でも同じことだと思いますが。
設置は大変
ラックの設置は簡単です。が、乾燥機を120cmの高さに上げるのが大変でした。我が家では夫婦2人でなんとできましたが、万全を期すならば男性2人でやりましょう。
乾燥機はスチールラックでも設置できます
この2年の使用で問題は起きていません。ラック自体が不安定にならない対策と、乾燥機が手前に倒れてこない対策は行いましょう。
ルミナスラックは耐久性があり、錆に強い加工がされている上、サイズや補強パーツ、付属パーツの種類も豊富なのでおすすめです。
- 専用スタンドを設置できない
- 頑丈なラックがいい
- 補強パーツが豊富な方がいい
- 出来るだけ錆に強い方がいい
スチールラックで設置を考えるときの注意点
この記事でのサイズは、我が家の洗濯機・洗濯機台・乾燥機の大きさ、壁の高さなどを元に計算しています。スチールラック購入の際は、自分の家のそれぞれの寸法を測ってから購入しましょう。
ラックの内寸を確認する
スチールラックの商品名に表記されている寸法は外寸です。寸法ギリギリのスチールラックを購入したら内寸のサイズが合わなかったなんてことがないように、よく確認しましょう。大体商品説明欄に書いてあります。ルミナスラックは画像付きで丁寧です。
特に洗濯機台の幅はよく確認しましょう。幅が狭すぎるとポールが床に置けなくなります。一応、ポールの高さを左右でずらせば洗濯機台の上に左右どちらかが乗るかたちで設置することはできます。
今回購入したもの
- ルミナス スチールシェルフ (幅76×奥行46cm) ポール径25mm ×1 2,680円
- ルミナス ポール 152cm ポール径25mm ×4 5,520円
- スリーブ 4個セット ポール径25mm ×2 442円
- ルミナス ワイヤーバー 幅46×高さ4cm ポール径25mm ×2 1,396円
- ルミナス 回転テーブル ポール径25mm ×1 1,658円
- 平安伸銅工業 つっぱり棒 ×1 1,855円
合計13,551円。意外と高くついている。専用の自立スタンドは1万円程度。設置を業者さんに任せるともっとかかるだろうからコスパはいいのだろうか。
公式ショップもありますが、アマゾンで買うのが一番安かったです。