2歳児がM-CHATをやってみた

当ページのリンクには広告が含まれています。
自閉症チェック

M-CHATは1歳6か月児健診でやった方が多いのではないかと思います。2歳になって、そう言えば「あれ、なんだったんだろう?」と思ったので、もう1回やってみました。

目次

M-CHATとは

概要

M-CHATは自閉症のスクリーニング尺度です。1歳6か月から2歳までの幼児に対して、親が全23問の質問用紙に答えます。

米国で開発され、世界で広く使われています。

日本では乳幼児健診の標準項目に M-CHAT(全部または一部)が推奨されています。

日本での乳幼児健診での有用性は検証済みです。

評価基準

第1段階

全 23 項目中 3 項目以上不通過、または重要 6 項目(項目 2「他児への関心」、項目 7「興味の指さし」、項目 9「興味ある物を見せに持ってくる」、項目 13「模倣」、項目14「呼名反応」、項目 15「指さし追従」)中 2 項目以上不通過、のいずれかを超えると、第2段階へ進みます。

第2段階

約 1 ヵ月くらい間を開けて、その間の、子どもの変化(前回の不通過項目を中心に)や親の気づきの変化、かかわりに変化が生じたかなどを中心に尋ね、必要があれば個別に面接、行動観察および発達検査などを行います。

※上記は評価の一例です。自治体や検査機関などによってそれぞれの基準があると思われます。

面談

生活での具体的な状況を丁寧に聞き取り、親の感じている「育てにくさ」の要因がどこにあるのかを見極めてくれます。また、保護者自身が子育てに自信を無くしていることもあるため、親の心情を受け止め、寄り添う姿勢を示してくれるでしょう。具体的な子どもへの対応方法や、育児方法の助言など相談支援を受けながら、時期を見極めて適切な支援サービスに「つないでもらう」ことも必要です。

療育とペアレントトレーニング

子どもが療育を受け始めた年齢が小さいほど効果が大きいと言われています。療育は発達支援の教室、のようなものです。こうした専門家による療育とは別に、専門家が親を指導することを通して、親が家庭でも児に療育
的かかわりをできるように支援する方法は「ペアレントトレーニング」と呼ばれます。ペアレントトレーニングは、専門家による支援の量的不足を補うアプローチとして注目されています。親子間のやりとりや児の言語理解を促し、自閉症症状の軽減に有効であるという報告もありますが、まだ研究は始まったばかりです。

ペアレントトレーニングは発達障害の有無に関わらず、子どもや親に困り感がある時に有効な関わりになる場合があります。

参考

かかりつけ医等発達障害対応力向上研修テキスト まえがき~1.かかりつけ医の役割 (ncnp.go.jp)

2歳がやってみた結果

質問項目

「はい」か「いいえ」で答えます。

Microsoft Word – M-CHAT確定版080402 (pref.nara.jp)

結果

我が家の2歳児では特に気になる項目はありませんでした!全て通過できているのかな?と思います。通過できていなそうな回答が「はい」の質問と「いいえ」の質問があるので評価に少し迷います。

おわり

今回はM-CHATを使ってみました。私の住む市町村では、1歳6か月健診で使っていました。

もし、気になる項目があったり、育児で困っていることがあれば、住んでいる市町村の保健師さんや心理士さんに相談してみると良い助言をもらえるかもしれません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

会社員夫婦のブログです。
身の回りの情報を書いています。

当ブログはAmazonのアソシエイトとして適格販売により収入を得ています。

目次