2歳児の目を守る方法

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ふくろう

皆さんは目は良いですか?私は出産するまで視力はずっと1.0ありました。しかし、最近の視力検査では0.15に低下していました。低下した原因はスマホやタブレットの見過ぎなのかなと思っています。そこで、子どもに私のようになって欲しくないと思い、子どもの目を守る方法を考えてみました。

目次

目標

2023年日本眼科啓発会議は、将来ある子どもたちの視力の成長を見守り、目の健康を推進するため、「はぐくもう 6歳で視力1. 0」という願いを込めて、6月1 0日「こどもの目の日」記念日を制定しました。

生まれたばかりは僅かしか見えない赤ちゃんも、その後成長し、6歳くらいまでには視力1.0を得ます。一方で、1.0に届かない「弱視」の早期発見・治療や、低年齢化する近視発症の予防にとって「6歳で視力1.0」はとても大切な節目です。

つまり、目標は6歳で視力1.0です!!

最近の動向

文部科学省が行っている調査によると、視力1.0未満の小学生が40年前(17.9%)と比べて約2倍(37.8%)に増加しています。

また、日本だけではなく、世界的な問題となっています。弱視だけでなく近視も増えています。

近視はたとえ軽度でも、緑内障や網膜剥離などの、近視以外の目の病気に将来かかるリスクを上昇させることが、疫学調査で明らかとなりました。このため、人生が 100 年といわれる時代を生きる子どもたちの見え方を、生涯にわたって良好に保つためには、子ども時代に近視を発症させない、進行させない取り組みが、非常に重要です。

原因

遺伝環境の両方が関与します。実際は、どちらの要因によって生じるかという厳密な判定は不可能で、人によって異なる割合で、両者がともに深く関係して近視になります。

遺伝要因

遺伝要因とは、先祖や両親から受け継いだ遺伝子によって生じるというものです。親の近視の程度が、子どもの近視の程度に影響するため、親が近視で、程度が強いほど、近視にならない生活習慣に配慮する必要があります。

環境要因

環境要因としては、屋外活動の減少や、近いところを見る作業の増加などが挙げられます。特に、ゲーム機やスマートフォン、学校や塾でのデジタル端末の利用など、近くを長時間見る「近業」により、目を酷使している環境があると考えられています。

対策

生活習慣

  1. 1日2時間外で過ごす。一見暗そうにみえる建物の影や、木陰でも、屋外であれば、教室などの室内に比べて、近視予防に十分な照度(具体的には照度計で 1000 ~ 3000 ルクス以上)が確保できることが多いため、直射日光の元以外でもOK。
  2. 読書や書き物をするときは、少なくとも 30cm 以上離して作業し、30 分に一度は遠くを見る。近いところを見る作業が増えることで近視になる確率が高まる事実があります。
  3. 特に10時から14時は紫外線量が多くなりため、帽子をかぶるなどして、紫外線から守る。紫外線を浴びすぎると、結膜炎や角膜炎などの罹患リスクが上がります。
  4. 日ごろから、子どもが遠くを見る時に目を細めていないか確認する。もし、遠くを見る時に目を細めていたら近視が始まっているサイン。近視はさらに進行するため、早めに眼科に受診する。

治療

近視と気づいたら、眼科での処方箋をもとに度数の合ったメガネを作りましょう。メガネをかけないで、目を細めたりすると、近視が進む場合があります。また、定期的に眼科で視力検査を受けることも大切です。

2歳の様子

我が家の2歳児を上記の対策に当てはめて考えてみると、

  1. 1日2時間外で過ごす。➡保育園でお散歩や園庭で遊んでいる日はしているかな。過ごしやすい気温の日に公園で遊んでいた日はできているかも。ただ、最近は暑いので、中々公園にいけません。日陰でも良いそうなので、朝や夕方の比較的涼しい時間から外に過ごせたら良いなと思います。
  2. 読書や書き物をするときは、少なくとも 30cm 以上離して作業し、30 分に一度は遠くを見る。➡30㎝以上離すのは、まだ2歳なのでできなくても仕方ないかな?!テレビを見る時は30㎝離れていますが、タブレットを見たり、お絵かきしている時は30㎝離れていないかも。30分に一度は遠くに見るのは、やってなかったな~テレビやタブレットを使う時は30分のタイマーをつけようと思います。
  3. 特に10時から14時は紫外線量が多くなりため、帽子をかぶるなどして、紫外線から守る。➡帽子は、本人が嫌がるので、あまりつけていませんでした。多少課金しても、お気に入りの帽子を探したいと思います。
  4. 日ごろから、子どもが遠くを見る時に目を細めていないか確認する。➡これは、今は大丈夫そうです。今後も、町の看板を一緒に見たりし、確認したいと思います。

参考

気をつけよう!子どもの近視 | 目についての健康情報 | 公益社団法人 日本眼科医会 (gankaikai.or.jp)

小学校副教材「未来クリエーター」/株式会社ソーシャルサービス学校教育支援部

おわり

今回は、子どもの目を守るための話しでした。

今の子ども世代は、親世代に比べ、明らかに近視が増加し、若年化しており、このような急激な変化は遺伝だけでは説明できず、環境が大きく関与する重大な証拠と言われています。また、遺伝要因があり、近視などになりやすいなら、なおのこと、近視になりにくい生活習慣に配慮する必要があると知りました。

残念なことに、近代化した日本社会では、注意しなければ、近視になる生活習慣を避けることが難しいために、多くの子どもが近視になります。

6歳で視力1.0を維持できるよう、2歳の今から気を付けられることを意識したいと思います😊

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この記事を書いた人

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