妊娠後期に入ると、お腹も重くなり、長時間同じ姿勢でいるのが辛くなってきます。そんな中、「映画館で映画を観るなんて、もう無理かな」と思っていました。でも、ずっと楽しみにしていた『鬼滅の刃』の新作。思い切って行ってみることにしました。

朝の時間を選んだ理由
行ったのは朝9時40分開始の回。終了は12時30分頃でした。合計3時間弱。15時40分には上の子の保育園のお迎えがあるため、この時間にしました。
映画館もまだ静かで、人が少なく、ゆったりとした雰囲気でした。
トイレ問題との戦い
妊娠中の映画鑑賞で一番心配なのが、やっぱりトイレ。映画館のように途中で立ちにくい場所では、余計に気になります。
当日は、上映直前にトイレを済ませてから入場。映画館でキャラメルポップコーンを購入しました。
結果的に、トイレに行かずに最後まで観られました!
お腹の赤ちゃんは静かにしていたり、暴れて胎動が激しかったり様々でしたが、最後まで楽しめました。
トイレに行かなかった代わりに、目から水がたくさん出ました。正直、トイレに行きたくなったタイミングはありましたが、見逃せないシーンに入ったため、映画を見ることを優先していたら尿意が治まりました。
ただ、他のお客さんで途中で離席しておそらくトイレに行っている方は何人かいました。
妊婦が映画を楽しむための工夫
実際に行ってみて感じた、妊娠後期でも映画を快適に観るポイントをまとめてみました。
朝の時間帯を選ぶ:体調が安定していて、混雑も少ない
通路側の席を選択する:いつでも離席できる安心感がある
ブランケットや上着を持参する:冷え対策になります。また、椅子と背中の間に挟んで使うこともできます。
飲み物は控えめに:水分を取り過ぎるとトイレが近くなる
ポップコーンを購入:ポップコーンがあることで、尿意を少し紛らわすことができました。塩味だと喉が渇くため、キャラメル味を購入。他に大福を食べることなども尿意の対策になるそうですが、家に大福がなかったため、私は大福は食べませんでした。
お腹を締め付けない服装で行く:長時間座るので大事
行ってよかったと思えた時間
「妊娠後期に映画なんて…」と迷いましたが、行ってみたらとても良い気分転換になりました。スクリーンの迫力や音響に包まれる感覚が久しぶりで、赤ちゃんと一緒に映画を楽しめたような、特別な時間でした。妊娠中ということで、普段以上に心に響いてきました。また、たくさん泣いて、観たあとに頭が軽くなって、「よし、また明日も頑張ろう」と前向きな気持ちをもらえました。
今回は夫と一緒に行ったため、映画の感想を共有したりして、夫婦で楽しい時間を過ごすことが出来ました。出産後はなかなかそのような時間をとることは難しくなると思います。
同じように妊娠後期で映画館に行くことをためらっている方も、体調が良い日なら、工夫をしながら映画鑑賞を楽しんでみても良いかもしれません。
おわり
妊娠36週でも、タイミングと準備を工夫すれば映画館を楽しめました。
今回は途中でトイレに行かなかったですが、もし行っても、周り人はそんなに気にしないと思います。あまり気負わずに映画を楽しんでください。
今回見た鬼滅の刃の映画は無限城編の三部作の第一章です。第二章も楽しみ!

