赤ちゃんの名前を決める時間って、嬉しくて楽しい一方で、「本当にこれで良いのかな…?」と悩むことも多いですよね。
わが家でも、夫婦でたくさん話し合いながら、ゆっくりと名前を決めていきました。今回は、実際にどんな流れで名前を絞っていったのか、そして大切にしたポイントをまとめてみます。
1.まずは夫婦でどんな名前が良いか条件を出し合う
最初にしたのは、夫婦それぞれが「いいな」と思う名前や条件を自由に書き出すことでした。
漢字でもひらがなでもOK。とにかく気になった名前や条件をリスト化していくと、自然と共通した雰囲気が見えてきます。
わが家の場合の条件は「キラキラネームではない」「穏やかなイメージの名前」「画数が多すぎない」「父母か上の子と繋がりのある名前」「読みが4文字以上」「親戚や友人と被らない名前」でした。
結果、決まった名前は「読みが4文字以上」以外全て満たした名前になりました。
古風な名前や自然を連想する名前に惹かれることが多く、「樹(いつき)」「昇(のぼる)」「進(すすむ)」「学(まなぶ)」「圭一(けいいち)」「渓造(けいぞう)」など、名前の候補がいくつか上がりました。
2.“意味”をしっかり調べる
名前の意味や由来は、やっぱり気になるポイントですよね。
同じ読みでも漢字によってイメージも願いも大きく変わります。
私たちはそれぞれの漢字について、
- どんな意味があるか
- 良い願いが込められるか
- 将来子どもが説明しやすいか
などを調べながら、候補を絞っていきました。
ちなみに、占いはあまり信じていないため、画数は全く気にしませんでした。
3.“家族とのつながり”を意識する
最終的に大切にしたのが 「父の名前とのつながり」 でした。
親子で名前の一部が響き合っていると、さりげなく“家族感”が出るところに惹かれました。
同じ漢字を使うわけではなくても、
- 響きが似ている
- 意味の方向性が近い
などの“つながり”を大切にしました。
家族の歴史の中に自然と溶け込むような名前にしたかったので、この視点が決め手になりました。
父の名前が「左衛門(さえもん)」なら子どもは「上幸(かずゆき)」のような感じです。
父のような人になってくれると良いな。
4.呼びやすさ・書きやすさもチェック
名前は毎日よく使うもの。
保育園・学校・社会人になってからのことを想像しながら、
- 口頭で伝えやすいか
- 画数が複雑すぎないか
- 苗字と合わせた時のバランス
も夫婦で確認しました。
実際に紙に書いてみたり、声に出して呼んでみたりすると、しっくりくる・こないがわかりやすくなります。
5.“しっくり感”を大切に
たくさん候補があっても、最終的には“しっくりくるかどうか”が大事。
夫婦で何度も名前を口にしながら、「やっぱりこれがいいね」と自然に心が決まっていきました。
名前はプレゼント。
だからこそ「これだ」と思えるまで悩んで良かったな、と今では思います。
ただ、生まれて顔を見てから「しっくり感」が変わることがあります。生まれてから出生届を出すまで、2週間程度猶予があるため、生まれた後に何度も名前を読んで「しっくり感」を再確認できると良いと思います。
まとめ
わが家の名前決めで大切にしたことは、
- 夫婦でたくさん条件や案を出す
- 漢字の意味や願いを調べる
- 家族とのつながりを意識する
- 呼びやすさ・書きやすさをチェック
- 最後は“しっくり感”を大事にする
という流れで、「キラキラネームではない」「穏やかなイメージの名前」「画数が多すぎない」「父母か上の子と繋がりのある名前」「親戚や友人と被らない名前」の条件をクリアした名前が決まりました。
赤ちゃんの名前を考える時間は、家族の始まりの思い出のひとつ。
これから名前を決める方のヒントになれば嬉しいです。
