前回の記事から10か月。宣言通り「モルフォ人体デッサン」に挑戦していました。前回「箱と円筒で描く モルフォ人体デッサン ミニシリーズ」に取り組んだ際、”天才の頭の中をのぞいているだけ”と評しましたがなぜまた同じ作者の本に取り組んでしまったのか。総ページにして300ページあるので結構時間がかかりました。
モルフォ人体デッサン
今回の教則本です。中身に触れつつ、私の取り組みや上達具合?を記録していこうと思います。
初心者用教本ではない。ほぼデッサン集。
前回取り組んだ「箱と円筒で描く 」の総合版といった本書は、人体の構造やその位置関係などをシェーマ化(説明図化)することで解説してくれます。
最初に人体の各部位の構造について30ページほどの簡単な解説が入り、その後20ページくらいずつにわけて各部位の詳細なデッサンが続きます。各部位のデッサンではところどころ文字による解説があります。1ページあたりのデッサン数はミニシリーズよりも少なく、大きめな印象です。図に対する文字による説明もミニシリーズより多いです。
眺めていてもうまくなる気はしないので、今回も模写を試みました。
総ページ数:315ページ
1ページ当たりのデッサン数:2~8
1ページにかかる時間:5分くらい
模写にかかった総時間:30時間
1日2ページを目安に取り組み、10か月かかりました。(できなかった時期もあったので)
▲イントロの部分です。人体の比率とかつながりを解説してくれます。相変わらず初心者向けではないのに、なぜこの本を選んでやっているのか・・。
▲今回からデッサンに書き込みをしてみました。時間がかかって継続できなかったら本末転倒なのでほどほどにやっています。見返した時にわかりやすいですね。筋肉や骨格ごとにこの本独自の番号・アルファベットが振ってありわかりやすいようになっています。
▲頭部~生体(全体)まで6つの章に分かれているので、見返した時にわかりやすいように章ごとにデッサンを右に伸ばしていくことにしました。無限に描ける「コンセプト」アプリは便利です。最後のほうではデータ量も大きくなり読み込みに時間がかかるようになってしまいましたが・・・。
▲俯瞰してみるとかなりの量です。
▲最後の方のデッサン。全体の形とある程度のスピードが両立できるように。初期のころの絵と比べると続けていただけはあるのかなといった感じ。
▲学習初期のころ。
まとめ
一通り模写してみて、全体の形を捉えることが少し上達。各骨格・筋肉の配置くらいはおおまかに覚えられたか?
このシリーズで初心者が学習するとしたら模写がイイのでしょうが、初学者におすすめの本ではないですね。
次はどんな本に挑戦しようかな。