硬いマクラと柔らかいマクラ、どっち派ですか?
一時期は低反発マクラなんてものが流行り私も長らくそのようなマクラを使ってきましたが、結局は高反発の硬いマクラに落ち着きました。その理由と今使っているおすすめ硬いマクラを紹介します。
硬いマクラの良いところ
寝返りを打ちやすい
硬いマクラは柔らかいマクラに比べて反発力が高いです。そのため寝返りを打つときに頭や首がしっかりと支えられ、マクラに頭や首が沈み込まずに寝返りをサポートしてくれます。
寝返りを打つ際の安定感は睡眠の快適さにつながります。
頭の高さを維持できる
一般的には、寝るときに適度に頭が上がっている方が気道が開放されやすくなり質の高い睡眠になると言われています。鼻呼吸が促進され、鼻毛や粘膜による空気の浄化や加湿効果によって快適な睡眠をとることができます。鼻呼吸はいびきの改善にも効果があるとされています。
硬いマクラは形状が変化しにくいため、自分に合った頭の高さと姿勢を維持することができます。
ただし、個人の好みや身体の状態によって最適な頭の高さは異なるので注意が必要です。
熱を逃がしやすい
一般的に硬いマクラは通気性が高く、寝ている間に枕の中の熱がこもりにくく快適です。
長持ちする
硬いマクラは柔らかいマクラに比べて耐久性に優れています。その違いは素材にあり、硬いマクラはより密度の高い素材や堅い素材で作られています。これにより、枕が変形することが少なくなります。
多少の折れ曲がりにも強く、よりしっかりとした形状を維持してくれます。
自分に合ったマクラを選びやすい
柔らかいマクラは形状が変化しやすいため、身体に合わせて柔軟に対応する特徴があります。しかしその分、その人に合った高さを求めるのが難しくなります。
硬いマクラは形状が変化しにくいため、自分の体型や姿勢、好みに合った商品を選びやすくなっています。
硬いマクラの注意点
自分に合ったマクラを選ぶ必要がある
硬いマクラは形状が変化しにくい特徴を持つため、個人の体型や寝ている姿勢に合わせて柔軟に調整することが難しい場合があります。そのため、自分に合わない硬いマクラの使用で首や肩の筋肉に負担がかかり頭痛・肩こりが発生する場合があるため、正しい選択が必要です。
経年劣化で形が変わる
硬いマクラが長持ちして形状が変化しにくいとはいえ、使用していれば劣化により形状が変化する可能性があります。自分にフィットするマクラを選んでいる分、形状の変化は睡眠の質を下げる可能性があるので買換えの検討が必要になります。
おすすめの硬いマクラ
実際に私が使っているマクラを紹介します。
中の素材は、パイプ構造の「ポリエチレンパイプ」。表面を触るとモチモチしていますが、前述した硬いマクラを良いところをしっかりとおさえた良いマクラだと思います。
中味はポリエチレンパイプなのでマクラごと丸洗いが出来るというのが特徴。予備のパイプが付属していて高さ調整が出来るのもうれしいですね。私はそのままの高さで快適に使えていますが、パイプの劣化で高さに不満があったら追加してみようと思います。
硬いマクラが良い理由
私が硬いマクラを使いたい一番の理由は、寝返りがうちやすいところです。マットレスにも言えますが、柔らかいと沈み込んでしまい寝返りがうちにくいです。そのせいか柔らかいマクラで寝るとどうしても、寝にくかったり不快感が残ってしまうんですよね。もちろん、ひとによって何を求めるかは違うと思います。
睡眠は人生のおよそ3分の1の時間を占めているといわれています。快適に寝たいのももちろんですが、睡眠の質が原因で健康問題を引き起こさないためにも自分に合ったマクラを使いたいです。
すべての人が硬いマクラが良いのではなく、自分に合った”硬さ”を選ぶことが必要ということですね。そのため自分に合ったマクラが選びやすい、硬いマクラをおすすめします。