最近は共働き夫婦が増えた、というか共働きじゃないと暮らしていけない世の中となりましたね。
実際、私の周りで片方が働いていない家庭というのは聞かないです。どちらもフルタイムで働いている家庭も珍しくないです。
今は子どもがいるため、片方の仕事を減らしている状態ですが、前はお互いに手取り20万円ちょっとの仕事についていました。世帯収入は月に40万円ほど。30歳手前でこの収入は自分でも低いと感じますが、自分のやりたい仕事もできているしワークライフバランスで考えると良い暮らしが出来ていたと思います。
さて、この記事では手取り20万夫婦の収入と支出についてまとめてみました。どうやって貯金したのか。気になる方はぜひ最後まで読んでいってくださいね。
ナゼ貯金できたか？
まず、ナゼ貯金していたかというと、「家を建てるため」です。1000万くらいを元手に家を建てようと思っていました。もとの貯金もあって、この金額は割とすぐ達成できました。
さて、なぜ貯金できたか？の結論は、「使わなかったから」です。単純ですね。特別なことをしていたわけではありません。
「使わなかった」は「使うところがなかった」と言い換えることもできます。田舎故のお金の使いどころのなさは貯金したいひとにとっては大きなメリットです。
この次にまとめていますが、生活費は他の人と大きな違いはないと思います。無駄なお金を使わずにシンプルに暮らすマインドが重要です。
我が家の年間収支
| 収入 | 支出 | 収支 |
| 639万2180円 | 343万1431円 | 296万749円 |
ある1年の夫婦2人の年間収支はこれだけでした。結婚の年だったので、収入と支出が普段よりもかなり増えていますが収支額はおおむね変わりないはず。
年間の貯金額は約300万円。一カ月に25万円程度貯金できている計算です。
支出の1か月平均は約28万円になりますが、夫の給与で生活費は概ね足りていたので、1か月の生活費20～24万程度で特別な支出があるときもあるという感じですね。
つまり、妻の給与のほとんどを貯金に回せたということになります。
生活費の内訳は？
月の生活費が２３万円くらいだとすると、内訳は下のグラフのような感じです。
家賃
家賃は駐車スペースも込みで6万8000円でした。２ＬＤＫのほぼ新築で駅まで歩いて３分（電車はほぼ使いませんでしたが）の物件がこの家賃で住めるのは田舎ならではですね。
今は引っ越ししましたが綺麗で日当たりも良く静かで気に入っていました。
田舎は家賃が安いのは間違いないのですが、注意したい事もあります。それは、田舎には小さい物件が少ない事。広い家には住めますが、都会の1ルームと家賃はそう変わらないことも多いです。
家賃が激安の物件もありますがクオリティはそれなりです。
食費
夫婦2人の食費の平均は6万円ぐらいのようですね。
我が家は大体5万円弱。特に意識はしませんでしたが、外食はあまりしないでスーパーの買い出しがほとんどでした。お昼は自作のお弁当です。
田舎には外食の選択肢も少ないですからね。記念日はファミレスです。ウーバーイーツ？なんですかそれは。
日用品
生活に必要な物はすべてこの項目に入れたため結構な金額になりました。月にならすとかなりの金額を使っていることがわかりますね。
その他の支出
水道光熱費・通信費は平均よりも高いですが、携帯の端末代でしょうか？あと、電子コミックの携帯決済もここに含まれていることも原因でしょうか。
ネットでできる娯楽の費用が多くなりがちなのは、娯楽の少ない田舎のデメリットとしてあげられますね。
田舎でシンプルに暮らせる理由
食費が減る
物価はそんなに変わりません。むしろ激安スーパーというモノがなくスーパーの選択肢も少ないので少し高いことも多いかも。
一番の要因は外食をしないことですかね。夜開いているお店も少ないので自然に食費は少なくなっていきます。
交際費が減る
田舎というと友人や隣近所、親戚との濃密な付き合いというイメージを持つ方もいるでしょうか。私の場合そんなに付き合いの多さは感じません。コロナ以後というよりも、時代が変わってきたのかなと感じます。
お金を使わない付き合いも多いです。近所づきあいはボランティアで集まって少し飲み食いする程度のものですね。
友人との付き合いは遠方だとお金がかかるのが難点ですね。田舎に住んでいると集まるのに気を使わせることもありますが、自分と家族を最優先にゆったりと友人付き合いしています。
人と比べない
のんびりと自分らしく生活できる気がします。都会に住んでいても同じだったとは思いません。
人の田んぼは青く見えるものです。必要以上に他人と比べずに、自分が暮らしていけるだけの消費をシンプルにすれば良いと思います。
まとめ
はじめの結論に戻りますが、使わなければお金は貯まります。
我が家では特に意識せずに、田舎でシンプルな暮らしをしていたら年間300万円ためることが出来ました。都会ではいろんな誘惑も多くお金が飛んで行ったしまいがちですが、田舎ならゆったりと過ごしながらお金を貯めることが出来ますよ。
